日商簿記3級/期中の取引
固定資産の取得と売却の仕訳・計算問題と解説
難易度 4/5
問題
取得原価500,000円、減価償却累計額300,000円の備品を150,000円で売却し、代金は現金で受け取った。この取引で計上される売却損益として正しいものはどれか。
- ア.固定資産売却益 150,000円
- イ.固定資産売却損 350,000円
- ウ.固定資産売却損 50,000円正解
- エ.固定資産売却益 50,000円
解説
売却損益は、売却価額と帳簿価額の差額です。取得原価と比べるのではない点が最大の注意点です。
- 帳簿価額 = 取得原価 − 減価償却累計額 = 500,000 − 300,000 = 200,000円
- 売却価額 150,000円 − 帳簿価額 200,000円 = △50,000円
帳簿価額より安く売ったので、固定資産売却損50,000円です。ウが正解。
仕訳は次のようになります。
(借)現金 150,000 /(貸)備品 500,000
減価償却累計額 300,000
固定資産売却損 50,000
借方合計 150,000 + 300,000 + 50,000 = 500,000 で、貸方の備品500,000と一致します。
イの350,000円は、取得原価500,000円と売却価額150,000円の差額です。減価償却累計額を差し引き忘れるとこの数字になります。ここが最も多い誤りです。
この論点を、確信度つきで繰り返し演習できます。
間違えた論点は記録され、次に解くべき問題として戻ってきます。
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