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二重譲渡と背信的悪意者

物権変動・対抗要件目安 70分 / 2400字程度配点 84点オリジナル

事案

設問

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  • 8点必須AB間の売買により所有権がBに移転していること(民法176条)を前提として確認し、AC間の売買が二重譲渡の関係に立つことを指摘している

  • 10点必須民法177条により、Bは登記なくして所有権取得をCに対抗できないのが原則であることを示している

  • 10点必須177条の「第三者」の意義について、当事者およびその包括承継人以外の者で、登記の欠缺を主張する正当な利益を有する者をいう、という制限説の規範を示している

  • 10点単なる悪意者は177条の第三者に当たる(自由競争の範囲内である)ことを、理由とともに示している

  • 12点必須背信的悪意者排除論の規範(登記の欠缺を主張することが信義に反すると認められる者は第三者に当たらない)を、信義則(1条2項)に根拠づけて示している

  • 18点必須本件の事実(AB間の売買を知っていたこと、Bの未登記に乗じたこと、高値での転売目的、Aへの働きかけ、5000万円での買取要求)を拾い、背信性の評価に用いている

  • 8点Cが背信的悪意者に当たるとした場合、Cは177条の第三者に当たらず、BはCに対し登記なくして所有権を対抗できるという帰結を示している

  • 8点必須Bの請求(所有権に基づく妨害排除請求としての抹消登記手続請求)の可否について結論を明示している

関連条文:民法176条、民法177条、民法1条2項、民法555条

関連判例:最判昭和43年8月2日、最判平成8年10月29日

答案

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