論文演習
答案を書いて提出すると、AIが採点基準の項目ごとに配点し、 答案本文の該当箇所を引用して指摘します。時間を計って書くこともできます。
計画公告の処分性
Y市は、市内のA地区について、都市の再開発を目的とする事業を実施することとし、法令に基づき、事業の施行区域および施行期間を定めた事業計画を決定して、これを公告した。 Xは、A地区内に土地および建物を所有している。本件事業計画によれば、Xの所有地は事業の施行区域内に含まれており、将来的にXは当該土地の使用収益に制約を受けることが見込まれる。 根拠法令によれば、事業計画の決定・公告がされると、施行区域内において、事業の施行の障害となるおそれのある土地の形質の変更や建築物の新築等をしようとする者は、Y市長の許可を受けなければならないものとされ、許可を受けずにこれらの行為をした者に対しては、原状回復命令を発することができ、この命令に従わない者には罰則が科される。また、事業計画の決定・公告後は、施行区域内の土地について収用手続を進めることが予定されている。 Xは、本件事業計画の決定・公告の取消しを求めて抗告訴訟を提起しようと考えている。
目安 70分2400字程度配点 70点採点項目 7項目
二重譲渡と背信的悪意者
Aは、自己が所有する甲土地を、令和6年3月1日、Bに対して代金3000万円で売却した。Bは同日代金を支払い、甲土地の引渡しを受けたが、多忙であったため所有権移転登記を経由しないまま放置していた。 Cは、Aの旧知の友人であり、AB間の売買の事実を令和6年4月頃に知っていた。Cは、Bが甲土地上に事業所を建設する計画を有していることも聞き及んでいた。 Cは、Bが登記を経由していないことに乗じ、Bに甲土地を高値で転売して利益を得ようと考え、令和6年5月10日、Aに対し、AB間の売買を知りながら「Bはまだ登記をしていないのだから、自分に売っても構わないはずだ」と持ちかけ、代金3200万円で甲土地を買い受け、同日、所有権移転登記を経由した。 その後Cは、Bに対し、「甲土地の所有者は自分である」と主張し、5000万円で買い取るよう求めた。Bはこれを拒み、Cに対して甲土地の所有権に基づき、所有権移転登記の抹消登記手続を求める訴えを提起した。
目安 70分2400字程度配点 84点採点項目 8項目
屋外広告物規制と表現の自由
A県は、良好な景観の形成および風致の維持を目的として、A県屋外広告物条例(以下「本件条例」という)を制定している。本件条例は、県内の一定の区域を規制区域として指定し、当該区域内において、知事の許可を受けずに屋外広告物を掲出することを禁止し、違反者に対しては撤去命令を発することができるものとし、命令に従わない者には罰金を科す旨を定めている。 Xは、県の政策に反対する市民団体の代表者である。Xは、令和6年6月、規制区域内にある自己所有の建物の外壁に、県の政策を批判する内容を記載した縦2メートル、横3メートルの布製の横断幕を掲出した。Xは知事の許可を受けていなかった。 A県知事は、Xに対し、本件条例に基づき横断幕の撤去を命じた。Xは、本件条例のうち、政治的意見を内容とする表示物に許可制を及ぼす部分は憲法21条1項に違反すると主張している。
目安 70分2600字程度配点 100点採点項目 9項目
介在事情と因果関係
甲は、令和6年7月1日午後10時頃、路上でVと口論になり、激高して、Vの頭部を金属製の棒で数回強打した。Vは頭蓋骨骨折および脳内出血の傷害を負い、その場に倒れて意識を失った。この傷害は、直ちに適切な治療を受ければ救命が可能であったが、放置すれば数時間以内に死亡する可能性が高いものであった。 甲は、Vが動かなくなったのを見て怖くなり、その場から逃走した。 その約30分後、たまたま通りかかった乙が、路上に倒れているVを発見した。乙は、Vの所持品を奪おうと考え、Vの上着のポケットを探ったが、その際、Vをうつ伏せの状態から仰向けに乱暴に転がした。この行為により、Vの頭部の傷が悪化した。 Vはその後、救急搬送されたが、搬送先の病院で死亡した。Vの死因は、甲の暴行による脳内出血であり、乙の行為はVの死期を幾分早めたにとどまるものであった。
目安 70分2400字程度配点 80点採点項目 7項目
論点を指定して新しい問題を作る
苦手な論点で問題が足りない場合は、問題生成から科目と論点を指定してください。採点基準つきの問題をAIが作成し、その場で演習できます。