日商簿記3級/簿記の基礎
試算表の仕訳・計算問題と解説
難易度 2/5
問題
試算表を作成する主な目的として、最も適切なものはどれか。
- ア.一定時点の財政状態を、企業の外部に報告する。
- イ.一会計期間の経営成績を、企業の外部に報告する。
- ウ.仕訳帳から総勘定元帳への転記が正しく行われたかを検証する。正解
- エ.現金の実際有高が帳簿残高と一致しているかを確認する。
解説
ウが正解。試算表は、総勘定元帳の各勘定の残高(または合計)を1つの表に集めたものです。仕訳では必ず借方と貸方が同額になるため、正しく転記されていれば試算表でも借方合計と貸方合計が一致します。この一致を確認することで転記ミスを発見するのが目的です。
アが誤り:これは貸借対照表の目的です。
イが誤り:これは損益計算書の目的です。試算表はあくまで決算に向けた社内の検証用であり、外部に報告する財務諸表ではありません。
エが誤り:これは現金の実査です。
なお、試算表で発見できるのは貸借がずれる誤りだけです。仕訳そのものを二重に計上した誤りや、科目を取り違えた誤りは、貸借が一致してしまうため試算表では見つかりません。
この論点を、確信度つきで繰り返し演習できます。
間違えた論点は記録され、次に解くべき問題として戻ってきます。
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