簿記

決算整理とは

けっさんせいり

期中の記録のままでは正しい期間損益が算定できないため、決算日に行う修正手続のこと。売上原価の算定や減価償却などが含まれます。

期中は取引が起きるたびに記帳しますが、それだけでは当期の費用と収益が正しく対応しません。決算日にまとめて調整します。

主な決算整理事項です。

事項何のために
売上原価の算定売れた分だけを費用にする
貸倒引当金の設定回収できない見込み額を当期の費用に
減価償却取得原価を使用期間に配分
費用・収益の繰延べと見越し当期に属する分だけを計上
現金過不足・当座借越の振替表示を正しくする
貯蔵品への振替未使用の切手・印紙を資産に戻す

売上原価の算定は「しーくりくりしー」と呼ばれる次の2つの仕訳で行います。

(借)仕入 ×× /(貸)繰越商品 ××(期首商品を仕入に加える) (借)繰越商品 ×× /(貸)仕入 ××(期末商品を仕入から除く)

これで仕入勘定の残高が売上原価になります。

売上原価 = 期首商品棚卸高 + 当期純仕入高 − 期末商品棚卸高

決算の流れは、試算表の作成 → 決算整理 → 精算表 → 財務諸表 → 帳簿の締切、の順です。財務諸表は必ず決算整理後の残高に基づいて作ります。

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