日商簿記3級/帳簿と伝票
商品有高帳(先入先出法・移動平均法)の仕訳・計算問題と解説
難易度 4/5
問題
先入先出法により商品有高帳に記入している。前月繰越が @100円×20個、当月仕入が @120円×30個であるとき、当月に35個を販売した場合の売上原価はいくらか。
- ア.3,500円
- イ.3,800円正解
- ウ.4,200円
- エ.5,600円
解説
先入先出法は、先に仕入れたものから先に払い出すと考えて計算します。
35個の内訳は次のようになります。
- 前月繰越の20個すべて:@100 × 20 = 2,000円
- 不足する15個は当月仕入から:@120 × 15 = 1,800円
売上原価 = 2,000 + 1,800 = 3,800円
イが正解です。
残る在庫は当月仕入の15個(@120 × 15 = 1,800円)になります。
アの3,500円は、全部を@100として計算した場合の金額です。
参考までに移動平均法なら、仕入のつど平均単価を計算します。
(100 × 20 + 120 × 30) ÷ 50 = 5,600 ÷ 50 = @112円 売上原価 = 112 × 35 = 3,920円
同じ取引でも方法によって売上原価が変わるため、問題文がどちらの方法を指定しているかを必ず確認してください。
この論点を、確信度つきで繰り返し演習できます。
間違えた論点は記録され、次に解くべき問題として戻ってきます。
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