日商簿記3級/帳簿と伝票
仕入帳・売上帳の仕訳・計算問題と解説
難易度 2/5
問題
仕入帳および売上帳に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 1.仕入帳には、仕入戻しは記入しない。
- 2.仕入帳には仕入取引の明細を記入し、仕入戻しは赤字で記入する。正解
- 3.売上帳は、商品の種類ごとに数量と単価を記録し、在庫残高を明らかにする帳簿である。
- 4.仕入帳と売上帳は、いずれも主要簿である。
解説
選択肢2が正解。仕入帳には、仕入先・品名・数量・単価などの明細を記入します。仕入戻し(返品)は赤字で記入し、月末に総仕入高から控除して純仕入高を求めます。
1が誤り:仕入戻しも記入します。記入しなければ、実際に仕入れた金額が帳簿から分からなくなります。
3が誤り:説明されているのは商品有高帳です。商品有高帳は補助元帳で、商品の種類ごとに受入・払出・残高を記録し、在庫を管理します。売上帳は売上取引の明細を発生順に記録する補助記入帳で、在庫は追いません。
| 帳簿 | 記録するもの |
|---|---|
| 仕入帳・売上帳 | 取引の明細(発生順) |
| 商品有高帳 | 商品ごとの在庫(受入・払出・残高) |
4が誤り:主要簿は仕訳帳と総勘定元帳だけです。仕入帳・売上帳はいずれも補助記入帳です。
仕入帳から求めた純仕入高は、決算で売上原価を計算する際の基礎になります。
売上原価 = 期首商品棚卸高 + 当期純仕入高 − 期末商品棚卸高
この論点を、確信度つきで繰り返し演習できます。
間違えた論点は記録され、次に解くべき問題として戻ってきます。
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