日商簿記3級/帳簿と伝票
固定資産台帳の仕訳・計算問題と解説
難易度 3/5
問題
固定資産台帳に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 1.固定資産台帳には、取得日・取得原価・耐用年数・減価償却累計額などを固定資産ごとに記録する。正解
- 2.固定資産台帳は主要簿の一つである。
- 3.固定資産台帳には、取得原価のみを記録すれば足りる。
- 4.固定資産を期中に売却した場合、固定資産台帳への記入は不要である。
解説
選択肢1が正解。固定資産台帳は、建物・備品・車両などの固定資産について、取得日・取得原価・耐用年数・期首減価償却累計額・当期減価償却費・期末帳簿価額などを1件ごとに記録する補助元帳です。
2が誤り:主要簿は仕訳帳と総勘定元帳だけです。固定資産台帳は補助元帳です。総勘定元帳の「備品」勘定は合計額しか分かりませんが、台帳を見れば個々の資産の内訳が分かる、という関係になっています。
3が誤り:取得原価だけでは減価償却の計算も、期末の帳簿価額の把握もできません。耐用年数や償却累計額まで記録します。
4が誤り:売却したときも記入します。除却・売却の年月日を記録して台帳から外さなければ、実際には持っていない資産が台帳に残り続けてしまいます。
期中に売却した場合は、期首から売却日までの月割りの減価償却費を計上したうえで、帳簿価額と売却価額の差額を固定資産売却益(または売却損)とします。台帳の記録は、この計算の根拠になります。
この論点を、確信度つきで繰り返し演習できます。
間違えた論点は記録され、次に解くべき問題として戻ってきます。
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