日商簿記3級/帳簿と伝票
仕訳日計表の仕訳・計算問題と解説
難易度 3/5
問題
仕訳日計表に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 1.仕訳日計表は、1週間分の伝票を集計して作成する。
- 2.仕訳日計表は、1日分の伝票を勘定科目ごとに集計した表であり、ここから総勘定元帳に転記する。正解
- 3.仕訳日計表を作成した場合でも、個々の伝票から総勘定元帳へ直接転記する。
- 4.仕訳日計表の借方合計と貸方合計は、一致しないことがある。
解説
選択肢2が正解。仕訳日計表は、1日分の伝票を勘定科目ごとに集計した表です。総勘定元帳へは、この日計表から日付ごとにまとめて転記します。
1が誤り:「日」計表なので1日分です。1週間分を集計するのは仕訳週計表です。
3が誤り:日計表を作る目的は、まさに個別転記の手間を省くことにあります。1日に100件の伝票があっても、科目ごとに集計してしまえば転記は科目の数だけで済みます。日計表を作ったうえで個別にも転記するのでは、二度手間になるうえ二重計上の危険もあります。
| 転記のしかた | |
|---|---|
| 日計表なし | 伝票ごとに個別転記 |
| 日計表あり | 日計表から合計転記 |
なお、得意先元帳や仕入先元帳といった補助元帳へは、日計表からではなく個々の伝票から個別に転記します。相手先ごとの内訳は集計してしまうと分からなくなるためです。
4が誤り:伝票の1枚1枚が貸借一致しているので、それを集計した日計表も必ず借方合計と貸方合計が一致します。一致しなければ集計を誤っています。
この論点を、確信度つきで繰り返し演習できます。
間違えた論点は記録され、次に解くべき問題として戻ってきます。
同じ分野の問題
- 主要簿と補助簿次の帳簿のうち、主要簿に分類されるものはどれか。
- 3伝票制3伝票制において用いられる伝票の組合せとして正しいものはどれか。
- 商品有高帳(先入先出法・移動平均法)先入先出法により商品有高帳に記入している。前月繰越が @100円×20個、当月仕入が @120円×30個であるとき、当月に35個を販売した場合の売上原価はいくらか。
- 売掛金元帳・買掛金元帳売掛金元帳を設けている場合の説明として、正しいものはどれか。
- 証ひょうからの読み取り取引先から受け取った請求書に「商品 200,000円、送料 5,000円、合計 205,000円」と記載されており、代金は後日支払うこととした。当社は仕入諸掛りを仕入原価に含める処理をしている。この仕訳として正しいものはどれか。
- 現金出納帳・当座預金出納帳現金出納帳および当座預金出納帳に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
帳簿と伝票のほかの論点
主要簿と補助簿・現金出納帳・当座預金出納帳・仕入帳・売上帳・商品有高帳(先入先出法・移動平均法)・売掛金元帳・買掛金元帳・固定資産台帳・3伝票制・仕訳日計表・証ひょうからの読み取り
帳簿と伝票の演習へ