ITパスポート試験/テクノロジ系

暗号化と電子署名の四択問題と解説

難易度 3/5

問題

公開鍵暗号方式を用いて、送信者Aが受信者Bに対して、B以外には読めない文書を送りたい。Aが暗号化に使用する鍵はどれか。

  1. ア.Aの秘密鍵
  2. イ.Aの公開鍵
  3. ウ.Bの秘密鍵
  4. エ.Bの公開鍵正解

解説

公開鍵暗号方式では、ペアの一方で暗号化したものは、もう一方でしか復号できないという性質を使います。

エが正解。「B以外には読めない」ようにしたいので、復号できる人をBだけに限定する必要があります。Bだけが持っている鍵はBの秘密鍵です。したがって、そのペアであるBの公開鍵で暗号化します。公開鍵は誰でも入手できるので、Aは事前にBと秘密の鍵を共有しておく必要がありません。

ウが誤り:Bの秘密鍵はB本人しか持っていないので、送信者Aは使えません。

ア・イが誤り:Aの鍵で暗号化すると、対応する鍵を持つ人が復号することになり、宛先をBに限定できません。

なお、アのAの秘密鍵で暗号化するのは、機密性を守るためではなく電子署名(送信者がAであることの証明)を行う場合です。目的が「隠す」のか「証明する」のかで使う鍵が入れ替わる点が、この分野の最大の要注意点です。

この論点を、確信度つきで繰り返し演習できます。
間違えた論点は記録され、次に解くべき問題として戻ってきます。

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