FP技能士(2級・3級)/リスク管理
自動車保険の学科問題と解説
難易度 3/5
問題
自動車保険に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)は、対人賠償と対物賠償の双方を補償する。
- 2.自賠責保険は、原動機付自転車には加入義務がない。
- 3.自賠責保険は対人賠償のみを補償し、対物賠償は補償の対象外である。正解
- 4.人身傷害補償保険は、過失割合が確定しなければ保険金が支払われない。
解説
選択肢3が正解。自賠責保険が補償するのは対人賠償のみです。相手方の身体に対する損害だけを対象とし、物への損害や自分自身のケガは対象外です。だからこそ任意保険で上乗せする必要があります。
| 自賠責保険 | 任意保険 | |
|---|---|---|
| 対人賠償 | ○(限度額あり) | 上乗せ可 |
| 対物賠償 | × | ○ |
| 自身のケガ | × | ○(人身傷害等) |
1が誤り:対物賠償は自賠責の対象外です。
2が誤り:自賠責保険は、原動機付自転車を含むすべての自動車に加入が義務づけられています(強制保険)。未加入での運行は法律違反です。
4が誤り:人身傷害補償保険は、過失割合にかかわらず、また示談を待たずに保険金が支払われる点が特徴です。自分に過失があっても契約した保険金額の範囲で実損額が支払われます。搭乗者傷害保険が定額払いであるのに対し、人身傷害は実損てん補である点も違いです。
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