行政書士/基礎法学・基礎知識
文章理解の択一問題と解説
難易度 2/5
問題
次の文章の空欄に入る語句の組合せとして、最も適切なものはどれか。 「法の解釈において、条文の文言をその通常の意味に従って理解する方法を( ア )という。これに対し、条文の文言を通常の意味より広げて適用する方法を( イ )、逆に狭めて適用する方法を( ウ )という。」
- 1.ア=文理解釈 イ=縮小解釈 ウ=拡張解釈
- 2.ア=類推解釈 イ=拡張解釈 ウ=縮小解釈
- 3.ア=文理解釈 イ=拡張解釈 ウ=縮小解釈正解
- 4.ア=反対解釈 イ=縮小解釈 ウ=類推解釈
- 5.ア=拡張解釈 イ=文理解釈 ウ=反対解釈
解説
選択肢3が正解。法解釈の基本的な分類です。
| 解釈 | 内容 |
|---|---|
| 文理解釈 | 条文の文言を通常の意味どおりに理解する |
| 拡張解釈 | 文言を通常より広げて適用する |
| 縮小解釈 | 文言を通常より狭めて適用する |
| 類推解釈 | 直接の規定がない事柄に、似た事柄の規定を当てはめる |
| 反対解釈 | 規定のない事柄には、規定と反対の効果を認める |
1が誤り:イとウが入れ替わっています。「拡張」は広げる、「縮小」は狭める、という語の意味そのままです。
2が誤り:アが誤りです。類推解釈は、条文がそもそも想定していない事柄に規定を及ぼすもので、文言どおりの理解ではありません。なお刑法では、被告人に不利な類推解釈は罪刑法定主義に反して許されません。この点は基礎法学で頻出です。
4が誤り:ア・ウとも誤りです。反対解釈は文言どおりの理解とは別の技法です。
5が誤り:アとイが入れ替わっています。
この論点を、確信度つきで繰り返し演習できます。
間違えた論点は記録され、次に解くべき問題として戻ってきます。
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