労働・社会保険

在職老齢年金とは

ざいしょくろうれいねんきん

働きながら老齢厚生年金を受け取る場合に、賃金と年金の合計額に応じて年金の一部または全部が支給停止される仕組みのことです。

60歳以降も厚生年金の適用事業所で働いて報酬を受けていると、年金が減額または停止されることがあります。

支給停止の対象になるのは老齢厚生年金(報酬比例部分)だけです。

支給停止
老齢厚生年金される
老齢基礎年金されない

ここは繰り返し問われる論点です。基礎年金は全国民共通の土台であり、就労の有無で減らす制度になっていません。

70歳になると厚生年金保険の被保険者ではなくなりますが、適用事業所で働いて報酬を受けていれば在職老齢年金の仕組みは適用されます。「70歳を過ぎれば関係ない」わけではありません。

混同しやすい繰上げ・繰下げとの違いも押さえておきます。

内容
在職老齢年金働いている間だけ支給停止(働き方が変われば戻る)
繰上げ・繰下げ受給開始を動かし、生涯にわたり減額・増額

在職老齢年金は一時的な停止であり、減額が固定されるわけではありません。

支給停止の基準額は毎年度改定されるため、実際の試算では最新の額を確認してください。

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