FP技能士(2級・3級)/ライフプランニングと資金計画

老齢給付の学科問題と解説

難易度 3/5

問題

公的年金の老齢給付に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 1.老齢基礎年金の受給資格期間は、原則として25年である。
  2. 2.老齢基礎年金を繰り上げて受給した場合、減額された年金額は一定期間経過後に本来の額に戻る。
  3. 3.老齢基礎年金は、繰下げ受給の申出により増額され、繰下げは75歳まで可能である。正解
  4. 4.在職老齢年金による支給停止の対象には、老齢基礎年金も含まれる。

解説

選択肢3が正解。老齢基礎年金・老齢厚生年金とも、繰下げの申出により増額されます。繰下げ可能な上限年齢は75歳まで拡大されています。

1が誤り:受給資格期間は原則10年です。かつては25年でしたが短縮されました。保険料納付済期間・免除期間・合算対象期間を合わせて10年です。

2が誤り:繰上げによる減額は生涯続きます。一定期間で本来の額に戻ることはありません。繰上げ・繰下げはいずれも一度選ぶと取り消せない点も重要です。

受給開始額
繰上げ60歳〜減額(生涯)
本来65歳—
繰下げ〜75歳増額(生涯)

4が誤り:在職老齢年金で支給停止されるのは老齢厚生年金(報酬比例部分)のみです。老齢基礎年金は支給停止されません。ここは繰り返し問われます。

増減率や支給停止の基準額は改定されることがあるため、実際の試算では最新の数値を確認してください。

この論点を、確信度つきで繰り返し演習できます。
間違えた論点は記録され、次に解くべき問題として戻ってきます。

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