FP技能士(2級・3級)/金融資産運用
投資信託の仕組みとコストの学科問題と解説
難易度 3/5
問題
投資信託に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.信託報酬は、投資信託を購入する際に一度だけ支払う費用である。
- 2.追加型公社債投資信託は、運用対象に株式を組み入れることができる。
- 3.基準価額は、原則として毎月1回算出される。
- 4.信託報酬は、投資信託の保有期間中、信託財産の中から日々差し引かれる。正解
解説
選択肢4が正解。信託報酬(運用管理費用)は、投資信託を保有している間ずっとかかる費用で、信託財産の中から日々差し引かれます。投資家が別途支払う場面がないため意識されにくいものの、長期保有では総コストへの影響が最も大きくなります。
1が誤り:購入時に一度だけ支払うのは購入時手数料です。信託報酬とは別の費用です。投資信託の主なコストは、購入時手数料・信託報酬・信託財産留保額の3つに整理できます。
2が誤り:公社債投資信託は、株式を一切組み入れることができません。約款上、株式を組み入れないことが定められています。わずかでも株式を組み入れる可能性があるものは株式投資信託に分類されます。この区分は課税上の扱いにも影響します。
3が誤り:基準価額は原則として毎営業日算出されます。組み入れている資産の時価を日々評価して算定するためです。
なお、コストの低さだけで商品を選べるわけではなく、運用方針やリスクの性質を併せて確認する必要があります。個別商品の選択については、金融機関の有資格者にご相談ください。
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