FP技能士(2級・3級)/金融資産運用
投資家保護の制度の学科問題と解説
難易度 3/5
問題
日本投資者保護基金による補償の対象となるものはどれか。
- 1.証券会社が破綻した場合に、顧客が預けていた有価証券や金銭正解
- 2.銀行が破綻した場合の、預金者の預金
- 3.投資した株式の価格が下落したことによる損失
- 4.保険会社が破綻した場合の、生命保険契約
解説
選択肢1が正解。日本投資者保護基金は、証券会社の破綻時に、分別管理が適切に行われず顧客資産が返還されない場合に、1顧客あたり1,000万円を上限として補償します。
2が誤り:預金は預金保険制度の対象です(元本1,000万円とその利息まで)。
4が誤り:生命保険契約は生命保険契約者保護機構の対象です。
3が誤り:値下がりによる損失は補償されません。これが最も重要な点です。投資者保護基金が守るのは「証券会社が破綻したときに資産が返ってくること」であって、投資の結果そのものではありません。
そもそも証券会社は顧客の資産を自社の資産と分けて管理する分別管理が義務づけられており、破綻しても顧客資産は返還されるのが原則です。投資者保護基金は、それが機能しなかった場合の最後の備えという位置づけです。
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