FP技能士(2級・3級)/金融資産運用
デリバティブの基礎の学科問題と解説
難易度 4/5
問題
オプション取引に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.コール・オプションは、原資産を売る権利である。
- 2.オプションの買い手は、権利を放棄することができる。正解
- 3.オプションの売り手の損失は、受け取ったプレミアムの範囲に限定される。
- 4.オプションの満期までの期間が長いほど、プレミアムは小さくなる。
解説
選択肢2が正解。オプションの買い手が持つのは「権利」であり義務ではありません。行使して不利になるなら権利を放棄すればよく、損失は支払ったプレミアムに限定されます。
1が誤り:コール・オプションは買う権利、プット・オプションは売る権利です。
| 内容 | |
|---|---|
| コール | 原資産を買う権利 |
| プット | 原資産を売る権利 |
3が誤り:説明が逆です。損失がプレミアムの範囲に限定されるのは買い手のほうです。売り手は権利行使に応じる義務を負うため、損失が理論上無限大になりえます。プレミアムを受け取る代わりに大きなリスクを負う立場です。
| 最大の利益 | 最大の損失 | |
|---|---|---|
| 買い手 | 無限大(コールの場合) | プレミアム |
| 売り手 | プレミアム | 無限大(コールの場合) |
4が誤り:満期までの期間が長いほど、価格が有利に動く可能性が高まるため、プレミアムは大きくなります。この期間に由来する価値を時間的価値といい、満期に近づくにつれ減少します。
この論点を、確信度つきで繰り返し演習できます。
間違えた論点は記録され、次に解くべき問題として戻ってきます。
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