FP技能士(2級・3級)/金融資産運用

NISAの学科問題と解説

難易度 3/5

問題

NISA(少額投資非課税制度)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 1.NISA口座内で生じた譲渡損失は、特定口座の譲渡益と損益通算することができる。
  2. 2.NISA口座は、同一年において複数の金融機関に開設することができる。
  3. 3.NISA口座で保有する株式投資信託の分配金や譲渡益は、非課税となる。正解
  4. 4.NISA口座を開設できるのは、開設する年の1月1日時点で20歳以上の居住者等である。

解説

選択肢3が正解。NISA口座で保有する上場株式や株式投資信託等から生じる配当金・分配金・譲渡益は非課税です。これがこの制度の中心的な効果です。

1が誤り:NISA口座内の譲渡損失はないものとされます。他の口座の譲渡益との損益通算も、翌年以降への繰越控除もできません。非課税である以上、損失も税務上は認識されないという整理です。利益が出れば有利ですが、損失が出た場合は課税口座より不利になりうる点が、この制度の見落とされやすい側面です。

2が誤り:NISA口座は1人1口座であり、同一年に複数の金融機関で開設することはできません。金融機関の変更は年単位で可能です。

4が誤り:口座を開設できるのは、その年の1月1日時点で18歳以上の居住者等です。成年年齢の引下げに伴って変更されました。20歳ではありません。

非課税保有限度額や年間投資枠などの具体的な数値は制度改正で変わるため、最新の内容を確認してください。

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