税金

所得控除と税額控除とは

しょとくこうじょとぜいがくこうじょ

所得控除は課税所得を計算する前に所得から差し引くもの、税額控除は算出された税額から直接差し引くものです。同じ金額なら税額控除のほうが減税効果が大きくなります。

所得税は次の順で計算します。

収入 → 所得 → 〈所得控除〉 → 課税所得 → 税率をかける → 算出税額 → 〈税額控除〉 → 納付税額

どの段階で引かれるかで、減税額がまったく変わります。税率20%の人が10万円の控除を受けた場合で比べます。

減税額
所得控除10万円 × 20% = 2万円
税額控除10万円

所得控除は課税所得を減らすだけなので、減税額は「控除額 × 税率」にとどまります。税率が高い人ほど恩恵が大きいという性質もあります。一方、税額控除は税額から直接引くので、所得の多寡にかかわらず同じ効果です。

代表的なものを分類します。

所得控除税額控除
基礎控除、配偶者控除、扶養控除配当控除
医療費控除、生命保険料控除、地震保険料控除住宅ローン控除
社会保険料控除、寄附金控除、雑損控除外国税額控除

住宅ローン控除が税額控除であることは、政策として住宅取得を強く後押しする意図の表れです。

年末調整でできない控除として、医療費控除・寄附金控除・雑損控除の3つは確定申告が必要です。

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