FP技能士(2級・3級)/タックスプランニング

所得控除(物的控除)の学科問題と解説

難易度 3/5

問題

所得税の所得控除に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 1.医療費控除の対象となる医療費には、健康診断の費用が常に含まれる。
  2. 2.生命保険料控除は、一般の生命保険料、介護医療保険料、個人年金保険料の3つの区分に分けて計算する。正解
  3. 3.地震保険料控除の対象には、火災保険料も含まれる。
  4. 4.医療費控除は、年末調整により適用を受けることができる。

解説

選択肢2が正解。生命保険料控除は、一般の生命保険料・介護医療保険料・個人年金保険料の3区分でそれぞれ計算し、合計します。

1が誤り:健康診断や人間ドックの費用は、原則として医療費控除の対象外です。治療ではなく予防のための支出だからです。ただし診断の結果、重大な疾病が見つかり引き続き治療を行った場合には、その健診費用も医療費控除の対象となります。「常に含まれる」が誤りです。

3が誤り:地震保険料控除の対象は地震保険料の部分のみです。火災保険料は対象外です。実務では火災保険と地震保険がセットで契約されるため混同しやすい点です。

4が誤り:医療費控除は年末調整では適用できず、確定申告が必要です。

控除年末調整
生命保険料控除・地震保険料控除可
医療費控除・寄附金控除・雑損控除不可(確定申告)

この3つが「年末調整でできない控除」として繰り返し問われます。

控除額の上限や計算方法は改正されることがあるため、最新の内容を確認してください。

この論点を、確信度つきで繰り返し演習できます。
間違えた論点は記録され、次に解くべき問題として戻ってきます。

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