FP技能士(2級・3級)/タックスプランニング

税額控除の学科問題と解説

難易度 3/5

問題

所得控除と税額控除に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 1.所得控除は、算出された税額から直接差し引かれる。
  2. 2.税額控除は、課税標準を計算する前の所得金額から差し引かれる。
  3. 3.税額控除は算出税額から直接差し引かれるため、同じ控除額であれば所得控除より減税効果が大きい。正解
  4. 4.配当控除は、所得控除の一つである。

解説

選択肢3が正解。税額控除は税額から直接差し引くため、同じ「10万円の控除」でも減税額そのものが10万円になります。一方、所得控除は課税所得を減らすだけなので、減税額は「控除額 × 税率」にとどまります。

税率20%の人で比べると違いが明確です。

10万円控除したときの減税額
所得控除10万円 × 20% = 2万円
税額控除10万円

1が誤り:説明が逆です。所得控除は所得金額から差し引きます。

2が誤り:これも逆で、税額控除は税額から差し引きます。1と2は所得控除と税額控除の説明を入れ替えたものです。

4が誤り:配当控除は税額控除です。ほかに住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)、外国税額控除なども税額控除にあたります。

所得税は「収入 → 所得 → 所得控除 → 課税所得 → 税率をかける → 算出税額 → 税額控除 → 納付税額」という順に計算します。どの段階で引かれるかを流れで押さえると混同しません。

この論点を、確信度つきで繰り返し演習できます。
間違えた論点は記録され、次に解くべき問題として戻ってきます。

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