FP技能士(2級・3級)/ライフプランニングと資金計画
FPの倫理と関連法規の学科問題と解説
難易度 3/5
問題
税理士資格を持たないファイナンシャル・プランナーが行う行為として、適切なものはどれか。
- 1.顧客から相談を受け、その顧客の所得税の確定申告書を作成する。
- 2.顧客の個別具体的な取引について、納税額を計算して示す。
- 3.顧客の求めに応じ、有償で税務書類を作成して代理提出する。
- 4.セミナーで、仮定の事例を用いて所得税の一般的な仕組みを説明する。正解
解説
FPが業務を行ううえで最も重要なのが、他の士業の独占業務に踏み込まないことです。判断の基準は「一般的な説明にとどまるか」「個別具体的な相談・代理に及ぶか」です。
選択肢4が正解。仮定の事例を用いた一般的な説明は、税理士資格がなくても行えます。
1・2・3が誤り:確定申告書の作成、個別具体的な納税額の計算、税務書類の作成と代理提出は、いずれも税理士の独占業務です。無償であっても資格がなければ行えない点に注意してください(税理士法では有償・無償を問いません)。
同じ考え方が他の資格にも当てはまります。
| 資格 | FPが行えないこと |
|---|---|
| 税理士 | 個別の税務相談・申告書の作成 |
| 弁護士 | 個別の法律事件についての法律相談 |
| 保険募集人 | 保険の募集・勧誘 |
| 金融商品取引業者 | 投資助言・代理業(登録が必要) |
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