FP技能士(2級・3級)/タックスプランニング
消費税の基礎の学科問題と解説
難易度 3/5
問題
消費税に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.土地の譲渡および貸付けは、消費税の課税対象である。
- 2.住宅の貸付けは、原則として消費税が非課税とされる。正解
- 3.簡易課税制度は、基準期間における課税売上高にかかわらず選択できる。
- 4.消費税の納税義務者は、商品を購入した消費者である。
解説
選択肢2が正解。住宅の貸付けは原則として非課税です。生活に不可欠なものへの課税を避ける趣旨です。ただし貸付期間が1か月未満の場合や、事務所としての貸付けは課税されます。
1が誤り:土地の譲渡および貸付けは非課税です。土地は消費されるものではないという考え方によります。なお建物の譲渡は課税対象であり、土地と建物で扱いが分かれる点が頻出です。
| 取引 | 消費税 |
|---|---|
| 土地の譲渡・貸付け | 非課税 |
| 建物の譲渡 | 課税 |
| 住宅の貸付け | 非課税 |
| 事務所の貸付け | 課税 |
3が誤り:簡易課税制度を選択できるのは、基準期間における課税売上高が5,000万円以下の事業者に限られます。みなし仕入率を使って簡便に計算する制度なので、規模の小さい事業者向けです。
4が誤り:消費税を負担するのは消費者ですが、納税義務者は事業者です。負担者と納税者が異なる税を間接税といい、消費税はその代表です。所得税のように負担者と納税者が一致する直接税と対比されます。
税率や事業者免税点、インボイス制度に関する取扱いは改正が続いている分野です。最新の内容を確認してください。
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