ITパスポート試験/マネジメント系
ファシリティマネジメントの四択問題と解説
難易度 2/5
問題
ファシリティマネジメントに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.UPS は、停電時に一定時間電力を供給し、安全にシステムを停止させるための装置である。正解
- 2.UPS は、電力使用量を計測するための装置である。
- 3.サージ防護とは、機器を高温から守るための空調設備をいう。
- 4.施錠管理や入退室管理は、ファシリティマネジメントの対象外である。
解説
選択肢1が正解。UPS(Uninterruptible Power Supply、無停電電源装置)は、停電が起きたときに内蔵バッテリから一定時間だけ電力を供給し続ける装置です。
重要なのは、UPSは停電中も業務を続けるためのものではなく、安全にシステムを終了させる時間を稼ぐためのものだという点です。作業中のデータを保存し、正しい手順でシャットダウンすれば、ディスクの破損やデータの不整合を防げます。長時間の運転が必要なら自家発電装置を併用します。
2が誤り:電力使用量の計測は電力量計の役割です。
3が誤り:サージ防護は、落雷などによって生じる急激な過電圧(サージ)から機器を守ることです。高温対策ではありません。空調は別途、温度・湿度の管理として行います。
4が誤り:施錠管理や入退室管理はファシリティマネジメントの重要な対象です。
ファシリティマネジメントは、建物・設備・電源・空調・入退室といった情報システムを支える物理的な環境を最適な状態に保つ活動を指します。どれだけソフト面のセキュリティを固めても、機器を持ち出されては意味がありません。
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