社会保険労務士(社労士)/労働保険徴収法
年度更新の択一式問題と解説
難易度 2/5
問題
労働保険の年度更新に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- 1.当年度の概算保険料の申告・納付のみを行う手続である。
- 2.前年度の確定保険料の申告・納付と、当年度の概算保険料の申告・納付とを併せて行う手続である。正解
- 3.前年度の確定保険料の申告・納付のみを行う手続である。
- 4.年度更新は3年に1度行えば足りる。
- 5.年度更新の申告・納付の期限は、毎年12月31日である。
解説
選択肢2が正解。労働保険料は、年度当初に概算で申告・納付し、年度終了後に実際の賃金総額に基づいて確定精算するという仕組みです。年度更新では、この「前年度分の確定精算」と「当年度分の概算納付」を1つの手続でまとめて行います。
1・3が誤り:いずれか一方だけでは精算と納付が完結しません。両方を併せて行うのが年度更新です。
4が誤り:年度更新は毎年度行います。
5が誤り:年度更新の期間は原則として毎年6月1日から7月10日までです。12月31日ではありません。
確定保険料が概算保険料を上回っていれば不足額を追加で納付し、下回っていれば充当または還付を受けます。「概算で前払いし、後で精算する」という流れを押さえておけば、細かい規定も筋道で理解できます。
根拠:労働保険徴収法15条、労働保険徴収法19条
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