宅地建物取引士(宅建士)/税・その他
不動産鑑定評価の四択問題と解説
難易度 3/5
問題
不動産の鑑定評価の手法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 1.原価法は、対象不動産の再調達原価を求め、減価修正を行って価格を求める手法である。正解
- 2.取引事例比較法では、投機的取引と認められる事例も比較の対象とすることができる。
- 3.収益還元法は、自用の住宅地には一切適用できない。
- 4.鑑定評価にあたっては、3つの手法のうち1つだけを用いなければならない。
解説
選択肢1が正解。原価法は、対象不動産を今もう一度作るとしたらいくらか(再調達原価)を求め、そこから経過年数などによる価値の低下分を差し引く(減価修正)手法です。建物の評価に適しています。
2が誤り:取引事例比較法では、投機的取引と認められる事例は採用できません。正常な価格を求める手法なので、異常な事情のある事例は除きます。
3が誤り:収益還元法は賃貸用不動産に適した手法ですが、自用の不動産であっても、賃貸を想定することで適用できます。「一切適用できない」と言い切る点が誤りです。
4が誤り:鑑定評価では、3つの手法を併用することが原則です。1つに限る必要はありません。
| 手法 | 考え方 |
|---|---|
| 原価法 | いくらで作れるか(費用性) |
| 取引事例比較法 | 似た物件はいくらで売れたか(市場性) |
| 収益還元法 | いくら稼げるか(収益性) |
この論点を、確信度つきで繰り返し演習できます。
間違えた論点は記録され、次に解くべき問題として戻ってきます。
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