社会保険労務士(社労士)/健康保険法
療養の給付と一部負担金の択一式問題と解説
難易度 2/5
問題
健康保険の療養の給付および一部負担金に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- 1.70歳未満の被保険者の一部負担金の割合は、一律に2割である。
- 2.義務教育就学前の者の一部負担金の割合は3割である。
- 3.70歳未満の被保険者の一部負担金の割合は3割であり、義務教育就学前の者は2割である。正解
- 4.業務上の負傷についても、健康保険の療養の給付が行われる。
- 5.一部負担金は、保険者に直接納付しなければならない。
解説
選択肢3が正解。一部負担金の割合は年齢によって次のように分かれます。
| 区分 | 割合 |
|---|---|
| 義務教育就学前 | 2割 |
| 義務教育就学後〜70歳未満 | 3割 |
| 70歳以上75歳未満 | 2割(現役並み所得者は3割) |
1が誤り:70歳未満は原則3割です。
2が誤り:義務教育就学前は2割です。3割ではありません。上表の両端を入れ替える肢が定番です。
4が誤り:健康保険は業務外の事由による疾病・負傷等を対象とします(健康保険法1条)。業務上および通勤による負傷は労災保険の守備範囲です。この住み分けが健康保険法の出発点です。
5が誤り:一部負担金は保険医療機関の窓口で支払います。保険者に直接納めるのではありません。保険医療機関が残りを審査支払機関経由で保険者に請求する仕組みです。
根拠:健康保険法1条、健康保険法63条、健康保険法74条
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